薬剤師の令和から始める健康ブログ

日常生活に役立つ、健康に関する話題を提供します。健康についてお悩みのことがありましたらテーマとして取り上げますので、お気軽にコメントください。

まだあまり気にしている人は少ない? そろそろ始める花粉対策

f:id:machiyuu:20200203225819j:plain
国民の4人に1人が罹っているとされる花粉症ですが、主な原因の一つである「スギ花粉」についてはピークが2月~3月とされています。
人によっては薬を服用しないと生活もままならないという方もいらっしゃるかと思います。
そんな花粉症の治療薬はどのように取得されていますか?
今日は花粉症についてと、花粉症治療薬を取り巻く環境について書いていきたいと思います。

花粉症のメカニズムは?

花粉症はアレルギー疾患の代表格であり、メカニズムとしては、花粉(異物)が目や鼻、口などの粘膜から進入します。
異物が進入したことで、体内の防衛反応(IgE抗体)が働き、異物を排除しようと体に働きかけます。
結果、異物を排除するために、進入経路である目や鼻からは、異物を洗い流すべく、涙、鼻汁が分泌され、口からはくしゃみ等が出るようになるのです。

端的に申し上げるのであれば、体の防衛反応が言わば誤作動し、過剰に反応してしまっているような状態がアレルギーと言えます。

f:id:machiyuu:20200203225836j:plain

対策や治療法は?

対策としては、治療薬である抗アレルギー薬を花粉の飛散タイミングから飲み始めることで、過剰な免疫細胞の増加が抑制されるので、重症化を防げるといわれています。

すなわち、自身の花粉症の原因とされている植物を特定し、飛散時期を確認することが予防法としては非常に重要になります。
下記は日本気象協会さんのHPですが、季節ごとに花粉の飛散状況などが記載されています。
興味を持っていただけましたら、併せてご覧ください。

tenki.jp

ご自身がどういった植物にアレルギーを持っているかわからないという方は、近隣の耳鼻科や内科にて調べることが可能ですので、医師にご相談いただければと思います。

治療薬の環境変化について

こうした抗アレルギー剤については、多くの方がクリニックなどを受診し、調剤薬局から処方されている方がほとんどだと思います。
しかし、こうしたアレルギー剤については、今後保険適応外となり、OTC(いわいる一般薬)として扱われる可能性があります。

現在、日本の医療費は過去最高額を更新し、歯止めが利かない状況が続いています。
こうしたことから、健康保険組合連合会(健保連)から、花粉症治療として使用されている抗アレルギー剤については、今後保険適応外とすべきという提言が出ているのです。

国民病とも言える花粉症ですが、今後は治療薬のあり方についても変化が見られそうです。

最近話題の舌下免疫療法

花粉症の治療としては、上記にあるような薬剤の服用が中心ですが、最近では「舌下免疫療法」という花粉症の根治も期待できる治療法も出てきています。
これは、対象の花粉を希釈した薬剤を長期間(数年間)投与して、徐々にアレルギー物質に対して耐性を作り、アレルギー物質が進入した際の症状を緩和させるものです。

即効性はありませんが、根治が期待できるということで非常に期待されている治療法の一つです。

f:id:machiyuu:20200203225857j:plain

まとめ

花粉症については、非常に日々の生活を過ごす上で悩まされている方も多いかと思います。
一方で、最新の治療法や、効果的な薬剤も多くございますので、早期から治療に取り組むことで、健やかな生活を送れるようご検討ください。

この記事が皆様の明日からの生活にお役に立てるようでしたら、読者登録してもらうと更新の励みになりますので宜しくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

人気ブログランキング