西日本では台風が猛威を振るっているようで、お住まいの方は大丈夫でしょうか?
上司が九州出身で帰省しているのですが、戻って来れないかもとLINEが入っておりました。本当は仕事に戻りたくないのだと思います…
さて、今回は夏場の肌対策についてです。こう暑いと汗が気になりますよね?
そのため、肌は潤っていると思われがちですが、エアコンなどの使用に伴い、実は肌が乾燥している方が多くいらっしゃいます。
さらに、暑いところと涼しいところを行き来している方は、より注意が必要です。肌は非常に敏感ですので寒暖差によるストレスで、皮脂の分泌に悪影響を与え、乾燥を招きやすくするのです。
また、この時期になると紫外線量も増加し、肌へのストレスを与えますので、併せて対策が必要になります。
夏に実践したいスキンケア
夏場も保湿を意識したスキンケアが重要とされています。
保湿成分には様々あり、代表的な成分として「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」、「ヘパリン類似物質」などがあります。
多くの保湿剤にはこうした成分が含まれていますので、気になる方は是非成分をご確認ください。また、推奨使用頻度なども薬剤によって異なります。使い方については意外とないがしろになってたりしますので、用法用量をご確認の上、ご使用いただければと思います。
少し余談を書きたいと思います。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この「ヘパリン類似物質」を含む医療用の薬剤として「ヒルドイド」という製品があります。保湿面で非常に有用性が高い反面、美容目的で使用されているケースが多く散見されていることで、保険適用外になる可能性が示唆されている薬剤です。
実際に私自身も使用経験があり、様々な剤形(クリームやローション、軟膏等)があり冬場などは特に大活躍します。
上記のような使用が問題となり、OTCも販売されていますが、ちょっと単価は高めでしょうか?
個人的には、本当に疾患で困っている方もいるので、美容目的で使いたい気持ちもわかりますが、OTCなどでの代替を提案するところでしょうか。
こうした薬剤の適正使用に関する倫理観については、各々お考えをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、このくらいでとどめたいと思います。
食事から考える肌のインナーケア
肌のケアについては、上記のような外用剤を用いたケアだけでなく、食事や睡眠など様々な要素から影響を受けるため、必然的に色々と考えることが多くなってしまいます。
以前に腸活の記事でも書きましたが、最近では腸内環境の良し悪しと肌の調子がリンクするようなデータも見受けられ、腸活を行うことで肌の状態が良くなることがわかってきています。
腸活に関する記事にも興味を持っていただけましたら是非ご覧ください。
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腸内環境を整える乳酸菌を含む食品や、オリゴ糖などの摂取が効果的です。また、紫外線対策として抗酸化作用持つビタミンA、C、Eなどは不足しないように心掛けたいところです。
また、夏場は食欲が低下しがちな季節ですが、肌の材料となるたんぱく質も不可欠です。なかなか難しいかも知れませんが、インナーケアも非常に重要ですので、頭の片隅にでも置いていただければと思います。
まとめ
ここまで書いてきましたように、夏場は様々な要因から肌のバリア機能が低下しがちです。暑い夏でも過ごし易くする文明の利器が、肌トラブルを生む原因となりかねますので、暑い夏でも肌の保湿についてご検討いただければと思います。
ちなみに以前に春の肌トラブルについても記事を書いております。今の時期は必要ないかも知れませんが、興味を持っていただけましたら、是非こちらもご覧ください。
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