薬剤師の令和から始める健康ブログ

日常生活に役立つ、健康に関する話題を提供します。健康についてお悩みのことがありましたらテーマとして取り上げますので、お気軽にコメントください。

【脂肪の吸収を抑える、糖の吸収を穏やかにする】このトクホの表示について

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こんばんは!

今日はこうしたキャッチフレーズでよく見かけるトクホ(特定保険用食品)に関する成分と効果についてみていきたいと思います。

正直なところ、パッケージにも内容が記載されているものが多いのですが、あらためて見たときにこれ何?
と思われた方は是非ご覧ください。

「難消化性デキストリン」という成分について

今回のタイトルのような記述がある飲料などの多くには、「難消化性デキストリン」という成分が含まれていることが多いです。

パッケージの内容そのままで恐縮ですが、「難消化性デキストリン」は食物繊維の一種であり、物理的作用により糖の吸収を穏やかにし、脂肪の吸収を抑える作用があるといわれています。

意外と知られていない「難消化性デキストリン」他の効果

「難消化性デキストリン」はトクホの30%以上に使われているとされるメジャーな成分の一つです。

もともとは、食事の欧米化からくる食物繊維不足解消のために開発されたものですが、トクホに使用されるうちに食物繊維というよりは、ダイエットフードに近い認識が広まっている気がします。

繰り返しになりますが、もともとは食物繊維ですので、整腸作用もあるというのがポイントです。

難消化性デキストリン摂取により糞便量および排便回数が増加したことが報告されており、難消化性デキストリンを1日5gまたは10g摂取することで、排便回数と糞便量が増加し、便の性状と排便後の感覚が良好になったという結果も報告されています。

出典:栄養学雑誌 51,31-37(1993)


また、以前に腸活に関する記事もかいておりますので、気になる方はこちらもご覧ください。
www.reikenblog.work

ちなみに…

「難消化性デキストリン」はドラッグストアなどで単品でも販売されています。

低粘性・低甘味で溶けやすく、水に溶かした場合はほぼ透明、耐熱性・耐酸性に優れている食品素材ということもあり、さまざまな食品に利用されています。

人によってはヨーグルトに入れてみたり、食後のアイスにかけているという方もいるそうです。

ちなみに、取りすぎは問題になるのか気になっている方もいらっしゃるかと思いますが、米国FDA(食品医薬品局)では、1日の摂取量の上限値を明確に定める必要がないほど、安全な食品素材であると認めていますので、安全性は極めて高い食品だといえます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

トクホについてはかなり身近となり、私も自身も「難消化性デキストリン」が含まれた食品を1日に1つは摂取している気がします。

たくさん摂ったからといって健康になるわけではないとはわかりつつも、ついつい手に取ってしまいますよね?

忙しいと食事バランスなどが乱れがちになってしまう方は、サポートツールとしてご検討されてみてはいかがでしょうか?

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