今日も暑い一日でした。
こんな日は、炭酸飲料などスッキリした飲み物を飲みたくなりますよね?
その際によく目にする「0kcalドリンク」
通常の一般的な炭酸飲料だと、100ml当たり30~40kcalぐらいあるものが多い中、それが0kcalになるのであれば、私もついそちらを選んでしまっています。
ただ、近年こうした合成甘味料に関する論争が繰り広げられています。一部未解明な部分もありますので、参考程度に読んでいただけますと幸いです。
何故0kcalか?
こうした0kcalドリンクの多くは、合成甘味料を用いています。
合成甘味料は、人間が甘く感じますが摂取しても吸収されないため、実質0kcalになるという物質になります。
現在よく使用されているものとしては、「スクラロース」、「アセスルファムカリウム」、「アスパルテーム」などが主流です。
危険といわれる理由
こうした合成甘味料の歴史は浅く、古いものでも100年そこいらです。
新しいものも発見されており、まだまだ情報が少ないということが根底にあります。
腎機能が悪くなる?
これについては、耳にされたことがある方もいらっしゃると思います。
事実として海外でいくつか報告があります。
ただし、これも色々と突っ込みどころがあり、調べているのがそもそも高齢の白人女性群であったり、他の人種や違った年齢群ではどうなのかがわからない可能性があります。
さらにいえば、主に調査で使われていたのが「サッカリン」と「アスパルテーム」であり、「サッカリン」については、過去に発がん性が疑われ、懸念は払拭されたものの、日本では食品衛生法にて使用量制限されている成分になります。
個人的には現在汎用されている「スクラロース」や「アセスルファムカリウム」でないのでなんとも言えない気がします。
ちなみに余談ですが、中国やアメリカでは「サッカリン」についても大量に食品に使用されていると聞いています。
色々凄そうですよね…
色々と書いてきましたが、個人的には腎機能低下リスクについて言及しているデータは複数ありますが、明確な機序もわかっていないので、そこまで神経質にならなくても良いのでは? などと考えています。
むしろ気になるので最新の情報をお持ちの方がいれば是非ご教示下さい。
腸内環境が乱れる?
これについても血行過激なデータを目にしました。
合成甘味料は腸内環境を破壊するとか、善玉菌を減らし、悪玉菌を増やすなどと書かれているものなどがありました。
これだけ見ると怖いですよね?
腎機能低下よりも腸内細菌の変化に関する記述は多く、エビデンスレベルとしてもこちらの方が高めな印象を受けました。
後述する内容にもありますが、腸内環境が乱れると様々な疾患リスクが上がってしまうので、合成甘味料を高頻度で摂取しており、最近便通があまり良くない…など、気になる点がある方は摂取量について考えてみてもいいのかも知れません。
糖尿病になりやすくなる
これも様々な報告を目にしました。
あらためて調べてみたりもしたのですが、上記のとおり腸内環境の変化から来るものというのが主流の考え方でした。
他に考えられる理由としては、合成甘味料は砂糖の数倍~数百倍の甘味をもつので、感覚が麻痺して甘いものを食べ過ぎてしまい結果として糖尿病になる。
中毒性のようなものを示唆するデータもありましたが、こちらは結果ありきで良くわからないという印象です。
ちなみに…「0kcal」はホントは「数kcal」かも?
これについては、最近良く目にするのでご存知の方も多いかも知れませんが、食品表示法で「100mlあたり5kcal未満」であれば「0kcal」と表示できるので、厳密に言えば「0kcal」でないものも存在します。
本当に「0kcal」だと思ってたくさん摂取してしまうと、ヒドい目にあうかも知れませんのでご注意ください。
まとめ
散々書いてきましたが、結論としてはまだまだ良くわからない!というのが私個人の見解です。
最後まで読んでいただいた方申し訳ございません…
こうした「0kcalドリンク」は摂取カロリーが減るのも事実ですが、結果的に取りすぎてしまうとあんまり良くないらしい…ぐらいの感じでしょうか?
他の記事でも書いてきましたが、体に良いと思って運動しすぎても弊害が出たり、体に良いからといって健康食品をとりすぎても結果的にあまりよくなかったり等、何事もほどほどが大事といったことは多く見られます。
繰り返しになりますが、美味しいものが低カロリーで摂取できるのは間違いないので、上手くご活用いただければと思います。
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