上記キャラクターをご存知でしょうか?
禁煙啓発ゆるキャラの「すわん君」だそうです。
お察しのとおり、吸わんとスワンをかけたキャラクターで、禁煙のきっかけ作りのために活躍しているキャラクターだそうです。
これを見て、ガッチャマンをイメージしたのは私だけでしょうか…
今日は少し前に開催された世界禁煙デー記念イベントでも話題に挙がっていた「加熱式たばこ」に関する内容を書いていきたいと思います。
以前にも電子タバコに関する誤った知識について書いたことがありましたので、宜しければこちらもご覧ください。
www.reikenblog.work
加熱式タバコの禁煙推進抑制効果
前回の記事でも少し触れていますが、加熱式タバコは従来のタバコに比べて有害物質含有量が少ないので安全といった誤った考えや、何ならタバコを吸っているという感覚が少ないのが特徴です。
こうした現状を踏まえて、日本医師会ではこうした加熱式タバコは禁煙推進抑制効果があるとし、受動喫煙対策を後退させていると警鐘を鳴らしています。
喫煙の疾患リスクは量よりも期間
諸説ありますが、喫煙が原因となる疾患については、一日の喫煙量よりも喫煙期間のほうが相関性が高いというデータも存在します。
業界団体としては、従来のタバコにくらべて有害物質の含有量が少なく、「加熱式タバコは従来のより安全性が高い」というイメージの刷り込みを業界が行っているため、喫煙期間そのものを延ばしてしまうのではないかと懸念されています。
タバコ業界も必死
世の中が禁煙思考になる中、タバコ業界も必死であることが考えられます。
過去のブログでも書きましたが、喫煙人口については過去30年から見れば大きく減少しており、贅沢品扱いということで課税率も高くなっています。
当たり前ですが、タバコ業界も営利企業なので、あの手この手で売り上げを伸ばすべく活動をを行っています。
加熱式たばこについては、そうした中で生まれた画期的なツールかも知れませんが、まだまだ疾患に関するエビデンスも少ないので、たばこ業界団体が出したデータをそのまま鵜呑みにしてしまうのは、少し危険かも知れません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身が非喫煙者ということもあり、少し喫煙者の方からすれば厳しいないようになってしまっているかもしれませんが、非喫煙者がどういった考えをしているのか、一例報告レベルではありますがご承知いただければと思います。
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