薬剤師の令和から始める健康ブログ

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【自分に合ったクリニックの選び方】 意外と知らない? 医師の専門分野について

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色々な方のブログ記事などを読んでいると、何かの疾患治療のためにクリニックや病院に行ったけれども、いまひとつ良くならなかったり、医療従事者とのコミュニケーションが取れなかった等と、なかなか上手く行かないケースが散見されていました。

今回は、こうした方のお役に立てればと思い、病気や怪我で診療を受ける際のクリニックや病院の選び方を薬剤師の目線から書いていきたいと思います。

クリニックや病院の選び方

医師の専門分野を知る

タイトルにも書いてあるとおり、ファーストステップとしては、診察してもらう医師の情報収集から始めるのが良いと思います。

「家から近いから」、「昔から通っているから」など、診察を受けるクリニックの選び方は千差万別ですが、医師にも専門とする分野があり、自身の疾患がそれにマッチしているのかどうかも適切な診療を受ける上で重要になってきます。

例えば、投資に詳しい人がいたとしても、その人にも得意な投資分野があることが多いと思います。
「株式投資」、「不動産投資」、「FX」や「仮想通貨」など少し考えただけでもこれくらい出てきます。

医師も同様で、例えば消化器内科でも「上部消化管」、「下部消化管」、「肝臓」、「胆道・膵臓」等に分かれていたりします。
(医師によっては専門分野が、もう少し細分化されていることもあります)

もちろん、診察を受ける前から自身がどんな疾患なのか多くの方はわかりません。
すなわち、まず最初の診断をする医師の判断がとても重要となりますので、命を預ける相手のことを詳しく知ることは、とても重要なことだではないでしょうか。

どうやって専門分野を調べるか?

では、どうやって医師の専門分野を調べれば良いでしょうか?
私が思いつくケースを下記にまとめます。

  • ホームページに所属している学会や得意分野の掲載がある。
  • クリニックの壁などに専門領域の認定書等が掲示されている。
  • クリニックのメディカルスタッフにこっそり聞いてみる。

この当たりがオーソドックスな調べ方になると思います。
事前にホームページを見られる方も多いかと思いますが、ホームページがきれいかどうかなどに目が行きがちですが、その医師がどのようなことに注力しているのかを事前に知っておくと、選択肢が広がると思います。

また、クリニック自体も情報の宝庫となっていることが多く、医師側も自分がどういったことをやっているのかは、患者さんに知ってほしいので、クリニック内のどこかに専門分野に関する内容などが掲示してある可能性が高いです。

他にも、どうしてもわからなければ、看護士や受付のスタッフにこっそり聞いてみると良いと思います。
医師に直接尋ねても良いのですが、医師側も頑張って主張しているケースが多いので、わかってもらえてなかったのか…としょんぼりしてしまうこともあるもしれませんので、個人的には直接効くのは最終手段となる気がします。

診察を受けた上で、継続するか?

実際に診療を受けて、医師の専門分野と自身の疾患がマッチしないケースも多く出てくると思います。
例えば、お腹が痛いので近隣の内科医(医師の専門は腎臓内科)を受診したとします。
診断名が「胃腸炎」だった場合、医師の専門分野とは異なります。
今回のように比較的軽度の疾患場合、一般的な治療法は広く知られており、多くの医師はその内容を熟知しているので、あまり問題となりません。

また、これが「スキルス性の胃がん」だった場合、命の危険性があるので医師側も入院の必要性を考慮したり、別の医療機関に紹介、あるいは救急搬送となり、その分野の専門医の治療を受けることになります。

ここからが本題で、「理由が良くわからないけどなんか調子が悪い」といった、原因が良くわからず様子を見る場合などです。
意外と思われるかも知れませんが、一度の診察や検査では残念ながら原因が良くわからないということは時たまあるのです。

そうした場合は、緊急性が無い場合は様子を見る必要があり、何らかの薬剤を処方される可能性はありますが、当たり障りの無い対応をされるケースがあるかと思います。

実際に、純粋な時間経過で軽快するケースなども多く、経過観察という判断が正しい場合もあれば、実は裏に別の疾患が隠れているケースなども様々です。

もし、医師から自身の診断名を聞いてみて、それが医師の専門分野とマッチしておらず、さらに体調も良くならないという場合は、セカンドオピニオンとして、診断された疾患に応じた専門のクリニックに行ってみるのも選択肢の一つだと思います。


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そもそも医療従事者と性格が合わない

医療従事者とコミュニケーションが上手く行かずに、治療を中断されているような方も散見されました。

実際に、ツラいときに頼っているのに何でそんな態度なの…?といった患者さん側からの厳しいコメントも目にします。

医療者側も人間ですので、多少なりとも調子が良いとき悪いときなどの体調面や心理的変化もありますし、感染症シーズンなどは忙殺気味となり、少し普段とは違った対応をしてしまうことも無くはありません。

医療については、通常のサービス業とは接遇面から見ても、大きな違いがある業種です。

もし、この人とはどうしても合わないな…、と思われるような場合は、無理をせずに違う医療機関を選択するのも一つの手段だと思います。

繰り返しになりますが、疾患によってはすぐに命にかかわるものもありますので、お互いの信頼関係が結べるような医療者を探すのも、まさに自分にあったクリニック探しだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
実際に困ったときに頼る医療機関のことを、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
こうしたITが普及した時代でも、今のところ人を治療するのは人ですので、本記事の内容をお役立ていただけますと幸いです。

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