薬剤師の令和から始める健康ブログ

日常生活に役立つ、健康に関する話題を提供します。健康についてお悩みのことがありましたらテーマとして取り上げますので、お気軽にコメントください。

こんなに暖かいのに咳!? 風邪とは違う注意したい大人の咳

f:id:machiyuu:20190601224140j:plain

もう陽気だけからは夏のように感じますが、みなさんの周りでもをしている人はいませんか?
その咳は、風邪などの感染症ではなく喘息(以下ぜんそく)かも?
もし長期間にわたり、咳が続いているようならば要注意です。
長引く咳の原因や対処法について書いていきたいと思います。


大人のぜんそくが増えている?

大人のぜんそくは、急増傾向にあるといわれています。
過去30年で約3倍にも増加したとのデータもあり、あまり知られてはいませんが注意が必要な疾患です。
ぜんそくの多くは、「アトピー型」と呼ばれる原因(※アレルゲン)が明らかになっているものと、アレルゲンが特定できない「非アトピー型」これ以外にも風邪や過労、ストレスなどもぜんそくを発症させる誘因と考えられています。
原因は異なりますが、病態的には咳を多くすることで、気道が荒れて過敏な状態となり、少しの刺激でさらに咳をしてしまうという悪循環を招きます。
※アレルゲン:ダニ、カビ、ペットのフンなどのアレルギーの元となる物資のこと

どんな人がなりやすいか?

アレルギー性鼻炎を持つ人は、ぜんそくを発症しやすいと言われています。喘息もアレルギー性鼻炎も基本的には場所が異なるだけで同じアレルギー疾患ですので、干渉し合うことがわかっています。
花粉症のピークは過ぎましたが、花粉症の時期にはアレルギー性鼻炎が悪化しやすいので、早めの対策を行うことが重要です。

これからの時期で気をつけたいこと

暖かくなってきたとはいえ、朝方は少し涼しかったり、クーラーなどの空調により、気道を刺激する原因が多くなる時期です。
冷房を使用する際は、しばらく使っていないとカビなどのアレルゲンが潜んでいる可能性があります。高頻度での清掃は難しいかも知れませんが、使う前にはせめてフィルターの清掃ぐらいは行ってみてはいかがでしょうか?
また、本来であればマスクの着用が望まれますが、正直暑いのでこの時期は厳しいと思います。そうした方は、周囲のアレルゲンを減らすために、寝具の洗濯頻度を上げてみたり、こまめに周囲の清掃を行ってみるのもご検討ください。
もちろんですが、喫煙なんてもってのほかですよ?

f:id:machiyuu:20190601224155j:plain


ぜんそく以外に考えられること

当然、咳をしやすい人のすべてがぜんそくではありません。
昨今注意すべき疾患として名高い「※ COPD」も可能性の一つです。
※COPD:慢性閉塞性肺疾患のこと
COPDは、ぜんそくの症状と類似した点も多い疾患で、50代以上に多く、喫煙暦が長い人に多い疾患です。
いずれにせよ、ほっておいても良くなりませんので、専門の医療機関を受診することをおススメいたします。

喫煙が与える体への影響についても、過去の記事で書いております。興味を持っていただけましたら、こちらもご覧ください。
www.reikenblog.work


まとめ

いかがでしたでしょうか?
この他にも、暑い時期にはつい飲みがちな炭酸飲料や、夏バテ対策のために食べる唐辛子などの香辛料も、咳をしているときには気道を刺激してしまうので取りすぎには注意が必要です。

もしこの記事が明日からの生活に役立つようでしたら、励みになりますので読者登録をお願いいたします。