薬剤師の令和から始める健康ブログ

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ワクチンって大事なの? 最近誤解されている3つの理由

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中々にやらかしている厚生労働省のポスターの話はさておき、今日はワクチンの重要性と、最近誤解されてしまっている理由について書いていきます。

何故ワクチンを拒否する人が出てきたか?

最近テレビなどでも「はしか」などのワクチン接種を拒む人に関する話題が出ておりました。
ワクチン接種を拒む人たちの理由に耳を傾けると、「副作用がすさまじく安全でない」、「そもそも効かない」、「痛いからヤだ」など様々でした。
実際にワクチンは厚生労働省が科学的な作用を認めて摂取が進められているものにもかかわらず、どうしてこのような事態になっているのでしょうか?

「副作用がすさまじく安全でない」という人たちの主張

確かに副作用の無い薬物はありません。
しかし、実際にTwitterなどでも目にするのは、「はしか」のワクチン接種を行うことで「自閉症になるリスクが高まる」などの根拠も無い話が多く見受けられました。
実際にワクチン接種の副作用で最も多いのは、接種部位のアレルギー反応です。注射を打った後は少し腫れてしまうことが多いですよね? 
極稀にアナフィラキシーショックを起こす可能性もありますが、対策としてワクチン接種後30分は医療機関に滞在するように指示されるかと思います。そもそも稀な副作用の対策まで行っているのですから、効果>>>リスクと考えてよいと思います。

余談:万が一健康被害が起こったら?
予防接種を安心して受けられるよう、万が一の健康被害に対しては補償する制度があります。
ワクチン接種後に重い副反応が起こったとします。それが「予防接種によって起こったものではない」と明確に否定されない限り、因果関係が認められたことになり、予防接種法による救済措置を受けることができます。
お金で解決する問題ではないかもしれませんが、こうした制度があることを知っておくことも大事だと思います。

「そもそも効かない」という人たちの主張

去年にインフルエンザのワクチンを打ったのに、インフルエンザにかかったよ!何のために打ったのかわからない!…っといった話は耳にされた方も多いのではないでしょうか?
実際にどのワクチンでも接種すれば100%かからないというものではないのです。
じゃあ、結局病気になる可能性があるなら打たない!…というのは尚早で、例えばインフルエンザワクチンでは、仮に接種後にインフルエンザになってしまっても重症化しにくくなるといったデータや、水痘(水ぼうそう)なども90%近い予防効果があるだけでなく、インフルエンザ同様に重症化しにくいといったデータが得られています。
確かに、わざわざ予防接種をしたのに、何でこんな思いをしなければならないんだ…と思われる気持ちもわかりますが、このぐらいで済んで良かったと考えを切り替えてみてはいかがでしょうか?

「痛いからヤだ」

私も正直注射は嫌いです。血が出るのを見るのもイヤですし、何なら気持ち悪くなってしまったこともあります。
痛いことがイヤなのは当たり前の反応です。
個人的には、刺されている部位を見ない遠くを見て落ち着くなどが効果的のような気がします。
目を閉じてしまうと力が入ってしまうので、あまりおススメはしません。大概のワクチン接種は一瞬ですので、頑張ってトライしてください!

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まとめ

ワクチン接種は、非常に有効な病気から身を守る手段の一つです。
誤った情報に流されないように注意しつつ、健康な生活を守るために活用してみてはいかがでしょうか?